ディベート道場 | クリティカルシャドウィング | 田村洋一

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第2回 クリティカルシャドウィング、リサーチ、立論

 

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前半はシャドウィングをやり、クリティカルに聴く稽古をしました。後半はリサーチと立論についてレビューしました。

 

◆「クリティカルに聴く」というのは、批判的に聴くことではありません。相手の話を客観的に・構造的に・ビジュアルに聴く方法です。

 

客観的に・構造的に・ビジュアルに聴くために

 

・トゥールミンモデル(claim, data, warrant)
・ポリシーモデル(現状の世界・プラン後の世界)
・基本イシュー(重要性・内因性・解決性・コスト)

 

などの道具が使えるのです。これは日常生活で常に使える道具なので、思い出して常に使ってみてください。

 

そして隠された前提(hidden assumptions)や論理的飛躍(missing links)に気がつく習慣を身につけてください。

 

◆リサーチと立論(および立論にまつわる戦略や戦術)は、密接な関係にあります。

 

0.論題を見る
1.初期リサーチ
2.仮設設定
3.フォーカスリサーチ
4.ケース構築(立論)
5.3と4を繰り返す
S.マニアックリサーチ(教養読書)

 

ディベートにおけるリサーチのある部分は、効率よく仕事をするようなものです。時間を管理して無駄を減らし、手際よく進めないといつまでもキリがありません。

 

また、リサーチのある部分は創造性や想像力、ひらめきや思いつきが大切です。じっくりと自分の頭で考え、いろんなアイデアを生み出すのです。これには時間もかかります。が、ディベートのリサーチの面白いところです。

 

他人のアイデアを借用するのは一向に構いません。どんどん借用したらいいのです。

 

しかし、考える作業は自分でやるしかありません。誰かに頼んで代わりに考えてもらうことはできないのです。それに、まさしくそれが、他人のアイデアを借用しながらあくまでも自分で考えることこそが、ディベートの醍醐味です。

 

八百屋や魚屋で食料を買ってくる。しかし料理するのは自分です。ときには総菜屋で出来合いの料理を買ってくる。しかしそれを使ってディナーを提供するのは自分です。

 

持論を分析し、データを料理して、立論というディナーを用意する。

 

ディベートの面白さはリサーチと立論から始まります。

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