オブジェクティブコーチング | オブジェクティブコーチングとは何か | 田村洋一

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第1回 「オブジェクティブコーチングとは何か」

 

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◆今月のテーマ◆
・コーチングの全体像
・成果を生み出すコーチングの構造
・プロフェッショナルコーチの心得
・参加メンバーのドリーム
・聞く稽古、観る稽古
・今月の課題

 

 

§ Introduction
この道場では「これをやらないといけない」というものはない
気負うことなく練習や稽古ができる場
コーチングという方法を自分が何のために使うかchoiceする

 

§ Journaring
Q1. コーチングを使って自分は何を得ようとしているのか(What?)
Q2. それを手に入れたとしたら自分、あるいは自分の世界はどんな風に変わるのか(So What?)
Q3. それを得るために、獲得するために、実現するために、自分が必要なことは何か(How?)

 

話を聴いていて、聴かれていて、自分が何に気付いているかに気付いていく。感じている自分に気付いていく。

 

 

§ 道場の心得
・学び合う
経験者と未経験者といった上下の関係ではなく。生の人間同士として。
・「失敗」を祝福する
学びの目的であればわざと「失敗」することも。
・初心で学ぶ Beginning mind
Amy Mindell 「私はbeginnerです」 ←「何も知らない」ではなく、「今、beginしている」
自分がどんなに知識や経験が豊富にあっても常に今、初めている

 

 

§ 時間モデル(Cモデル)

 

Contract  →  Coaching  →  Complete
 契約     (Conversation)     完了
 約束     コーチング会話

 

A型コーチング Advice & Action
Q型コーチング Question & Listen
↑どちらの型を使うかはcontractによって決まる

 

コーチングの会話と日常の会話は似て非なるもの
様々な関係の中にどんなcontractがあるのか (e.g.,先生と生徒、親子)
エグゼクティブ・コーチングの時はA型とQ型の混合
教えるのではなく本人に考えてもらって自発的に変わっていってもらう
Clientを教える、ではなく変わろうとするのを促す
Change(自動詞) その人が自ずと変わる

 

何をもって完了とするのか

 

Q. Completionが必要な理由は?なぜ切らないといけないのか?
A. Completionは線を引く行為。仕事として成り立たせるためにcontractとセットになってる。
両者がそれを理解するところからスタートする
もしCompletionが無ければどうなるか
英語で卒業のことをcommencementと言う。完了してそこから始まる。

 

◆もう一つのC・・・Confidentiality:秘密、機密 (Confidence:真実、本当のことを話す)
  話しているうちにbusinessの話から家庭生活の話し等、clientがcontractを拡げることを要請してくることはあるが、coachから立ち入ることはしない
  どこまでが自分が引き受けられるconfidenceがあるのか
  自分が何をやりたくて何ができるかを知っておく
  自分がここからなにを実現したいと思っているか

 

 

Q. Contractについて、clientが自分が達成したいことをはっきりと知らない時はどうすればいいか?
そういう状況でコーチングを頼んできたら何を求めていると思いますか?
→はっきりさせること

 

◆Changeに先立つものとしてのClarity―何が本当の目的か分からない時
 Clientが全て100%知っているという前提で始める

 

コーチングをする上での心構えの一つ
自分がどれだけ知らないかを知ろうとすること。いくら知ってもまだ知らない。

 

§ Demo session―ChangeとClarityについて 相手の状況をよりよく理解する
Q. 今、道場や道場に関係すること、またはそれ以外でどんな状況で、何を志してますか?
A. 話を聴いてるうちに当初の目的とは違う目的が出てきた。怒りを表して笑いをとることをしたい。それが芸になる。
Q. もし実現できたとしたら何が起こりますか?
A. 人生が楽しくなる
Q. それはどんな楽しいですか?
A. 今、何が楽しくないかというと、自分がこんなに優しいのに周りの人が妙に丁寧に接してくる。後輩からは余計なプレッシャーを感じる。
Q. 人生が楽しいについて何か他にありますか?
A. 形而上学的思考に近づいた。難しく考えてしまう。
Q. 今、何が起こってるんですか?
A. 楽しいことを話しているのに難しいことを話しているように感じさせてしまうのではないか。皆に楽しんで欲しい。一人でも楽しくないと気になる。
 キレ芸は全人類的に通用するような芸じゃないかもしれないが、自分はそこを目指したい。

 

§ ワーク
3人一組(2人一組):Client、coach、観察者になって、12分ずつ(8分話、2〜3分振返り)
Adviceはせず、Interviewする。変化、様子をよく見る。

 

Q. Clarityとは誰のclarityですか?
A. 第一義的にはclientだが、coachも分かる必要がある

 

Vision こうなったらいい、こうなって欲しい(e.g.,楽しい、怒りの感情、100%)
 ↑
Action
 ↑
Reality

 

 

◆Changeモデル
 認知が変わる → 行動が変わる → 現実が変わる

 

§ Jurnaring
Q1. 今の8分間で学んだことは?
Q2. 何が失敗だと思ったのか、上手くいかなかったことは何か?
Q3. 自分の望んでいることが実現したらそれはどんなものでしょうか? → 絵に描く

 

§ 今月の課題
1. 誰かの話を集中して聴く時、それがRealityなのか、Visionなのか、Actionなのか聴き分ける
2. Skypeで稽古する
3. 会話相手がいなかったとしても、TVやラジオを使って練習する

 

オブジェクティブコーチングとは何か | オブジェクティブコーチング | 田村洋一関連ページ

第2回 思考と感情と客観性(認知モデル)
◆今月のテーマ◆ 結果・価値・行動を聴き分ける § Journaling Q1. お昼が終わった時、何が起こっていればいいですか?(Vision) Q2. 今、この瞬間何が起こっていますか?(Reality) Q3. 3時間後のVisionに辿り着くためには何が必要ですか?(Action) 2〜3分 2〜3人でシェア ProcessとContextが大事 VisionとRealityが基本。Vision(志や未来)があればRealityは近づいていく。 OCは認知のメソッド。 Realityに対する執着が強いとなし崩し的に何も起こらなくなる。どちらとも大切。 シェア:手ぶらで立って目が合った人と挨拶しVision・Action・Realityのどれかを聴く
第3回 オブジェクティブコーチングの目指すもの
◆今月のテーマ◆ Self Discovery / 自分(で・を)(再)発見 § ペアでこの3ヶ月の振り返り OCを学んでいくうちに既存の知識や身に着けた学びが相対化された →型(理論・セオリー・モデル・手本・見本)の中からエッセンスを見出して統合し、内在化していく 3Cの時間モデルにあるようにContractが無いと会話がうまくいかない。暗黙的でも非常に重要。
第4回 傾聴と質問 共感しないで話を聞く
◆今月のテーマ◆ 傾聴(Listen)と質問(Ask, Explore) § Focusを移動するexercise―Shadowingを使って―  方法:本の朗読を聴いた側から声に出して繰り返す  4つのfocusを意識して実践   @as is(そのまま)   Afeeling(雰囲気・感じ・vibration)   Bfacts(事実・内容)   C瞬間(この瞬間に起こっている事実・声のトーン・リズム・音階・etc...)
第5回 クライアントは誰か 人間関係のシステム
ビジョン・リアリティ・アクション、結果・価値・行動を聴くための白いキャンバスをクライアントの眼前に用意します。 少しだけ複雑なのは、エグゼクティブコーチングの場合は組織の利害関係者が多いので、彼らの話を聞き、多角的・全面的に情報収集しつつ関係性構築・改善をサポートすることです。 クライアントは誰なのか。もちろんコーチングを受けているエグゼクティブはクライアントです。しかしコーチングを依頼してきた依頼主もクライアントであり、企業組織が正式な契約上のクライアントであり、関係者もクライアントです。 エグゼクティブコーチングについては今後の道場で必要に応じてもっと紹介していきます。今月の稽古で咀嚼しきれなかった、消化できなかったという人は心配しないでください。まだまだこれからです。
第6回 オブジェクティブコーチングの成功の定義
◆この半年で学んだことを振りかえる ジャーナリング この半年間で学んだことは何か。 学んだことにはどんなインパクトがあったのか これから自分にとってどんな探求が必要か。自分に何が起こったらいいのか。 ◆コーチングはコミュニケーションの方法? 間違いではないがコミュニケーションの前に認知の方法である。考えること。問うこと。 問う→考える→認知が変わる→コミュニケーションが変わる オブジェクティブコーチングは上の問いを通じてクライントの「自己発見」と「自己変容」を助けること。 ジャーナリング @自分がコーチのとき、クライアントに何をもたらしたいか。 A自分がクライアントのとき、自分は何をつくりだしたいのか。 B@とAの答えをみて何に気がついたか。
第7回 メタスキル 技術や知識の下部構造
メタスキル みんなそれぞれがもったスキルや技を使えるようにするためのスキル→心のスキル化(心のあり方を技として使う) やり方−doing あり方−being 芝居の世界では当たり前に行われている。下手な芝居でなく、本当の芝居は心も入っている。本当の芝居は心もそこにあるから誰も嘘だと思わない。コーチングも基本的には同じように使える。
第8回 なぜコーチングが効果的なのか
★シャドウイングの稽古 1.そのまま聴く 2.意味のかたまりで聴く 3.絵で聴く 4.体感で聴く ・クライアントの言っていることがよくわからなくてもそれを()に入れてそのまま聴く。 ・全体像を受け取る。 ・オブジェクティブコーチングはアドバイスよりも自己発見を促すもの。クライアントの状況を全て理解できなくてもできる。 ・「結果、価値、行動」「ビジョンとリアリティ」クライアントは何を発見すれば次に行けるだろうかを考える。 傾聴→ 「判断」しない 「解釈」(make sence)しない 「分析」しない 判断するのはクライアントである。
第9回 プロフェッショナルなコーチングの条件
★プロフェッショナルなコーチングの条件 ジャーナリング ・プロフェッショナルとしてすべきことは何か? ・プロフェッショナルとしてあるまじきことは何か? グループでシェアして添削し合う 次のポイントでチェック ・プロとして必須のもの ・プロとしてあったらいいもの ・場合によるもの ・時間軸(契約、コーチング、完了) ポイントを絞って清書する
第10回 なぜクライアントはコーチングに投資するのか
◆コーチングにおいて考えるべき原則 究極的にはコーチがクライアントの話を完全に理解することはない。 コーチ→「Not Knowing(知らない)」ところから働きかけ続ける。 CLEAN LANGUAGE クリーン・ランゲージのスタンス 「クライアントを知る必要はない」「クライアントを知らないことこそいい」 逆に コーチ→「自分にはクライアントのことがわかっている」というスタンスでコーチングする人も多い。 このふたつのスタンス違いを知っておくことが大切。 ◆演習 クライアントがコーチ候補に事前面談 「あなたはどんなコーチングをするの?」 「他のコーチと何が違うの?」 「私の問題をコーチングで解決できるの?」
第11回 コントラクト・コーチングの稽古
◆これまで学んできたことを総括しながら稽古 1.コントラクト 2.コーチング 3.振り返り 二人一組で稽古する ◆コントラクトの稽古 クライアント役の人にコーチ役の人が「このコーチングで何が得られたらいいか」を聞いて、それができそうなことであればコーチングの約束をする。 コーチは自然にしてもいいし、何かやりたいことにチャレンジしてもいい。 うまくコーチングするより稽古の中で何を学べるかを大切にすること。 クライアントは、自然に演じてもいいし、コーチがやりやすいようなクライアントを演じてもいいし、コーチがやりにくい難しいクライアントを演じてもいい。 ◆コーチング上達の秘訣 1.たくさん経験すること 2.学んだことを次に活かしていくこと 漫然と同じことを繰り返さないこと。

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