オブジェクティブコーチング | 傾聴と質問 | 田村洋一

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第4回 傾聴と質問 共感しないで話を聞く

 

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◆今月のテーマ◆
傾聴(Listen)と質問(Ask, Explore)

 

§ Focusを移動するexercise―Shadowingを使って―
 方法:本の朗読を聴いた側から声に出して繰り返す
 4つのfocusを意識して実践
  @as is(そのまま)
  Afeeling(雰囲気・感じ・vibration)
  Bfacts(事実・内容)
  C瞬間(この瞬間に起こっている事実・声のトーン・リズム・音階・etc...)

 

 ◇感想◇
 「筆者と自分のfeelingを分けるのが難しい」
 「日常の会話はfeelingとfactは分かれてないため、それを聴き分けるのはストレスだった」
 →本でも分かれていないが、日常は会話はもっと分かれていない
 「通常は、聴く→理解→喋るだが、聴く→喋る→理解の順になった」
 「内容が分り易いとfeelingは分からないが、factは分かり易い。内容が分り難いとfeelingは分かり易く、factは分り難かった。」

 

 

 ・瞬間にfocusする=気付いていることに気付いている “Be aware of awareness”

 

 ・聴くことをマスターするために必要なこと
  @現在の自分の聞き方の癖やパターンを知ること
  A将来の自分のコーチングのビジョンを持つこと(傾聴と質問に熟達したらどうなるのか)
  Bそれによって緊張構造(structural tension)を持つこと

 

§ 傾聴のエクササイズ
 二人一組(語り手・聞き手)に分かれ、focusをfeelingとfactと瞬間のどれかに移動させながら聴く

 

 ◇感想◇
 「Factにfocusするのはdebateのflowを取る感じだった」
 (瞬間focusで聴かれてみて)「頭の中で探ろうとしているprocessを尊重されてる感じで不思議だった」

 

 ◇質問◇
 「3つのモードは明確に分けて使うのがいいのか?」
 →モードを分けるのは方便。使うときは統合的に使う。使い分けられるようになると便利

 

 ・feelingにfocusすることは、気持ちや感情にアクセスすること。しかし、行き過ぎると客観性を失ってしまう
  それらは聴いていれば自然と伝わってくる。感情は入り口に過ぎない

 

 

§ 傾聴と質問のexercise
 傾聴
 @二人一組(語り手・聞き手)になる
 A聞き手はfeelingかfactのどちらかにfocusして聴く
 B聞き手はfocusを瞬間に移動させて聴く

 

 質問
  @三人一組(Client・Coach・Observer)になる
  AObserver役の人はfeeling・fact・瞬間のどれかにfocusしてlistenする
   Coach役の人はClientが気に入っているアイテムについて2つの質問をする
    1)それはどんな◯◯ですか?(zoom in)
    2)◯◯について他に何かありますか?(zoom out)

 

 ◇感想◇
 「今まで瞬間にfocusして人の話を聴くことが無かったことに気付いた」
 「質問を2つに限定することが難しかった」
 「質問が一通り終わったら・・・」
 →質問は永遠に終ることがない。一つの質問の答えについて訊いていく
  目的はclientが自己発見していくこと。Clientが一段落したら終わり
  「分かった」は無い。エポケー(無知)にアクセスする稽古
 「オウム返しが無いとcoachが自分の中に前提(「これ以上聴いたらマズいのでは・・・」)を作ってしまい、質問し辛くなった」
 「質問によってClientに負荷をかけてしまう感じがした」
 →Coachingはself developなので、時には負荷がかかることも必要
  Clientの自己発見を助けるかどうかが基準

 

傾聴と質問 | オブジェクティブコーチング | 田村洋一関連ページ

第1回 オブジェクティブコーチングとは何か
◆今月のテーマ◆ ・コーチングの全体像 ・成果を生み出すコーチングの構造 ・プロフェッショナルコーチの心得 ・参加メンバーのドリーム ・聞く稽古、観る稽古 ・今月の課題
第2回 思考と感情と客観性(認知モデル)
◆今月のテーマ◆ 結果・価値・行動を聴き分ける § Journaling Q1. お昼が終わった時、何が起こっていればいいですか?(Vision) Q2. 今、この瞬間何が起こっていますか?(Reality) Q3. 3時間後のVisionに辿り着くためには何が必要ですか?(Action) 2〜3分 2〜3人でシェア ProcessとContextが大事 VisionとRealityが基本。Vision(志や未来)があればRealityは近づいていく。 OCは認知のメソッド。 Realityに対する執着が強いとなし崩し的に何も起こらなくなる。どちらとも大切。 シェア:手ぶらで立って目が合った人と挨拶しVision・Action・Realityのどれかを聴く
第3回 オブジェクティブコーチングの目指すもの
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第5回 クライアントは誰か 人間関係のシステム
ビジョン・リアリティ・アクション、結果・価値・行動を聴くための白いキャンバスをクライアントの眼前に用意します。 少しだけ複雑なのは、エグゼクティブコーチングの場合は組織の利害関係者が多いので、彼らの話を聞き、多角的・全面的に情報収集しつつ関係性構築・改善をサポートすることです。 クライアントは誰なのか。もちろんコーチングを受けているエグゼクティブはクライアントです。しかしコーチングを依頼してきた依頼主もクライアントであり、企業組織が正式な契約上のクライアントであり、関係者もクライアントです。 エグゼクティブコーチングについては今後の道場で必要に応じてもっと紹介していきます。今月の稽古で咀嚼しきれなかった、消化できなかったという人は心配しないでください。まだまだこれからです。
第6回 オブジェクティブコーチングの成功の定義
◆この半年で学んだことを振りかえる ジャーナリング この半年間で学んだことは何か。 学んだことにはどんなインパクトがあったのか これから自分にとってどんな探求が必要か。自分に何が起こったらいいのか。 ◆コーチングはコミュニケーションの方法? 間違いではないがコミュニケーションの前に認知の方法である。考えること。問うこと。 問う→考える→認知が変わる→コミュニケーションが変わる オブジェクティブコーチングは上の問いを通じてクライントの「自己発見」と「自己変容」を助けること。 ジャーナリング @自分がコーチのとき、クライアントに何をもたらしたいか。 A自分がクライアントのとき、自分は何をつくりだしたいのか。 B@とAの答えをみて何に気がついたか。
第7回 メタスキル 技術や知識の下部構造
メタスキル みんなそれぞれがもったスキルや技を使えるようにするためのスキル→心のスキル化(心のあり方を技として使う) やり方−doing あり方−being 芝居の世界では当たり前に行われている。下手な芝居でなく、本当の芝居は心も入っている。本当の芝居は心もそこにあるから誰も嘘だと思わない。コーチングも基本的には同じように使える。
第8回 なぜコーチングが効果的なのか
★シャドウイングの稽古 1.そのまま聴く 2.意味のかたまりで聴く 3.絵で聴く 4.体感で聴く ・クライアントの言っていることがよくわからなくてもそれを()に入れてそのまま聴く。 ・全体像を受け取る。 ・オブジェクティブコーチングはアドバイスよりも自己発見を促すもの。クライアントの状況を全て理解できなくてもできる。 ・「結果、価値、行動」「ビジョンとリアリティ」クライアントは何を発見すれば次に行けるだろうかを考える。 傾聴→ 「判断」しない 「解釈」(make sence)しない 「分析」しない 判断するのはクライアントである。
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★プロフェッショナルなコーチングの条件 ジャーナリング ・プロフェッショナルとしてすべきことは何か? ・プロフェッショナルとしてあるまじきことは何か? グループでシェアして添削し合う 次のポイントでチェック ・プロとして必須のもの ・プロとしてあったらいいもの ・場合によるもの ・時間軸(契約、コーチング、完了) ポイントを絞って清書する

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