システム思考 | Systems Thinkers Applied Research

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アイン・ランドの検索結果

オブジェクティビズム研究会 | 田村洋一
オブジェクティビズム研究会アイン・ランドの哲学オブジェクティビズムは、個人が生きること、幸福を追求すること、倫理的に生きること、そのための社会を実現することから切っても切り離せません。オブジェクティビズムを学ぶことはすなわち実践です。それがビジネスだろうとキャリアだろうと社会生活だろうと家庭生活だろうと。とはいえ、目の色を変えて「世界を変えるぞ」と気負う必要はありません。アイン・ランドとは誰なのか、オブジェクティビズムとは何なのか、一から学んでいきたいと思っています。「利己主義という気概」(Th...
アイン・ランドと利己主義の美徳〜自分のために生きる哲学〜
アイン・ランドと利己主義の美徳〜自分のために生きる哲学〜「自分のために生きる」とは? 哲学を学ぶとは、どういうことか?哲学を学ぶ者と学ばない者との違いは、学ばない限り人は暗黙の哲学によって導かれていて、その暗黙の哲学の矛盾や間違いに気づいていないということです。明示的な哲学を学ばない人は、親のしつけや学校教育や地域の生活や国の文化などから多くの暗黙の哲学を知らぬ間に身につけ、思考や行動を左右されながら生きています。利己主義者を自認する人間でも、自分もまた本当は世のため人のために尽くさねばならない...
Writings | 田村洋一 | サンタフェ通信
Writings  過去に週刊サンタフェ通信に掲載した田村洋一の文章です。 「サンタフェ通信」への登録はこちらから  毎週金曜日に配信しています。 ▼サンタフェ通信 2019年のオブジェクティブコーチング道場について人の性格を変えようとしない構造的前進自分ひとりでは行けない場所に連れていってくれる乗り物ロバート・フリッツの教える創り出す思考入門自分の味覚を信用できるか芸術は自己表現ではないテンションはギャップでない本当のことを伝える新しいミーティングマネジメントの必要性「出来るフリをしていろ」と...
オブジェクティビズムに出会った日 | 田村洋一 | サンタフェ通信
オブジェクティビズムに出会った日私がオブジェクティビズムに出会ったのは1992年の夏です。留学中の大学院のあった米国バージニア州シャーロッツビルの近所の書店にアイン・ランドという作家のコーナーがあり、そこで手にとった短編小説がきっかけでした。ふらりと誘われるようにひかれて読み、そこからアイン・ランドの独特な哲学体系オブジェクティビズムへの旅が始まりました。アイン・ランドの名前は知っていました。1986年に留学中のニュージーランドで倫理学(Ethics)を学んでいるとき、分厚い教科書の中にethi...
SMAP解散騒動とオブジェクティビズム | 田村洋一 | サンタフェ通信
SMAP解散騒動とオブジェクティビズム2016年1月の日本では、芸能事務所のアイドルグループ解散騒動が話題になっています。興味のない人には何の重要性もないニュースですが、アイン・ランドの哲学であるオブジェクティビズムの観点から一連の出来事を眺めると、実は人間社会の本質に関わる重大事がそこにあることに気づきます。オブジェクティビズムにおいては、人は人としてそれだけで目的である、人が他の人を自分の目的のために支配してはならない、という個人主義の原則が、非常に大切です。この原則は、これまで話してきた利...
意識的に読書する | 田村洋一 | サンタフェ通信
意識的に読書する去年は「70年以上前の本をじっくり読む」と決めました。無闇に新刊本を読みたくなる衝動を抑えようとしたのです。戦前に書かれた小説や随筆などを読んで大変な滋養になり、いい読書習慣になりました。先日チェックしたらベストセラーリストの書籍はほとんど読んでいませんでした。総合的には概ね成功です。今年は読書量を減らし、読書の質を高めることに力を注ぎます。1.月に5冊以上は読まない。(去年は月平均10冊前後読んでいる。)2.一度に5冊以上は読まない。(去年までは一度に並行して10冊くらい読んで...
オブジェクティビズムは誰のためのものか | 田村洋一 | サンタフェ通信
オブジェクティビズムは誰のためのものか先月来日したヤロン・ブルック博士にインタビューしたときに印象的なことがありました。「オブジェクティビズムの実践には高い知性を要するのでは?」と質問すると、ヤロンはすぐに「理性は必要だが、特に高い知性は必要ない」と言い、オブジェクティビズムは自分の人生をベストなものにしようとする全ての人のためのものだ、と答えてくれたのです。アイン・ランドは「地球上で生きるための哲学」と呼んでいます。アイン・ランドがまとめ上げた哲学体系全体はあまりにも大きく、形而上学から美学に...
オブジェクティビズムは「使える哲学」 | 田村洋一 | サンタフェ通信
オブジェクティビズムは「使える哲学」アイン・ランドの哲学が最も威力を発揮するのは、倫理学と政治学、すなわち「人はどう生きるべきか」と「社会はどうあるべきか」のふたつの領域です。人はどう生きるべきか。合理的に考え、自分の幸福を追求する個人として、利己的に生きるべきだというのがオブジェクティビズムの答えです。他人や社会に人生を捧げるのではなく、自分の人生の充実のために生きるべきだというのです。社会はどうあるべきか。政府は個人の権利を守る存在として合理的な法に則って運営され、一切の経済への介入をしない...
アイン・ランド哲学を語ってこなかった理由 | 田村洋一 | サンタフェ通信
アイン・ランド哲学を語ってこなかった理由1999年頃だったと思います。JDA(日本ディベート協会)のメールグループで、「どうやったら教育ディベートをもっと普及できるだろうか」という議論が起こったことがありました。それについて私は、「自分が体現して示すことが一番」と言い、「ディベート思考を実践して成果を上げ、他人に成功の秘訣を聞かれたらディベートの話をすればいい」と述べました。これに対して、当時マッキンゼーという会社でコンサルタントをしていた二十代の若者の滝本君が、「田村さんは何年も前からそれを言...
何のための組織か | 田村洋一 | サンタフェ通信
何のための組織か2003年頃からイノベーション戦略の企業人教育プログラムで「人と組織」というコースを担当しています。もともと The human side of managing innovation と言って、イノベーションマネジメントの人間的側面を扱った教育プログラムです。先日のトピックはまさにイノベーションのマネジメントだったのですが、その中で、「人が主であり、組織が従である」という発言がありました。つまり、人が生き生きと創造的に仕事をするための舞台や道具立てとして組織があるのだという視点...
人生の道標としてのアイン・ランド哲学 | 田村洋一 | サンタフェ通信
人生の道標としてのアイン・ランド哲学アイン・ランドの偉業は、オブジェクティビズムという壮大な哲学体系を構築したことだと言われます。このことは多くのアイン・ランド支持者の中でも必ずしも理解されていません。リバタリアンを名乗る政治思想家や政治活動家は、自らをアイン・ランドのフォロワーだと自認していることがありますが、本当のオブジェクティビストとは程遠い存在です。アイン・ランド思想の表層の一部分を都合よく切り取って道具として政治利用しているだけの人たちです。先日(2016年1月20日)の立教大学の講演...
私がなぜオブジェクティビズムの「布教」に不熱心なのか | 田村洋一 | サンタフェ通信
私がなぜオブジェクティビズムの「布教」に不熱心なのかアイン・ランド思想がそんなに素晴らしい哲学であり、エリートやインテリだけでなく全ての考える人がアクセスできる実用的な方法ならば、なぜ私はもっと強くもっと広くオブジェクティビズムの効用を世間に訴えないのでしょうか。ときどきそう問われることがあります。もちろん理由があります。ひとつには私がものぐさで怠け者の性格であるためです。私は利己的ですから、世間の多くの人々の幸福のために自分が無理して自己犠牲を払うことはしません。が、もっと根本的には、人はそれ...
利己的(selfishness)とはどういうことか | 田村洋一 | サンタフェ通信
利己的(selfishness)とはどういうことか先週の金曜日は銀座ビジネスセンターに集まり、第一回オブジェクティビズム研究会(The Objectivist Reading Circle)を開催しました。研究会のキックオフには、これまでアイン・ランドの小説や哲学を知らなかった多くの人も関心を持って集まってくれました。この研究会では、ひとまず「利己主義という気概(The Virtue of Selfishness)」を少しずつ読み進めることにし、第一回は序文(Introduction)を読みまし...
オブジェクティビズムが日本に上陸したら… | 田村洋一 | サンタフェ通信
オブジェクティビズムが日本に上陸したら…1995年に他界したフランスの哲学者ジル・ドゥルーズが「日本人は世界の辺境から自分を見ている」と言っているのを興味深く聞きました。ドゥルーズいわく、「手紙の住所を書くとき、我々は自分の名前を書き、自分の住んでいる通りの番地を書き、町の名前、市の名前、国の名前を書く。自分中心に世界を見ている。日本人は逆だ。自分から世界を見るのではなく、世界から自分を見る人たちだ」そう言っていたのです。オブジェクティビズムの根幹は理性であり、個人主義です。自分という個人を中心...
罪悪感のない暮らし(オブジェクティビズムシリーズ) | 田村洋一 | サンタフェ通信
罪悪感のない暮らし(オブジェクティビズムシリーズ)お金を稼ぐことを恥だと思う人たちがいます。世間にはお金に困っている人がたくさんいるのに自分ばかりが稼いでいては申し訳ない、というわけです。うまいものを食うことを恥だと思う人たちがいます。世間には食うに困っている人がたくさんいるのに自分ばかりがうまいものを食っていては申し訳ない、というわけです。快楽を楽しむことを恥だと思う人たちがいます。世間には明日の命も知れない人がたくさんいるのに自分ばかりが快楽に溺れていては申し訳ない、というわけです。アイン・...
オブジェクティビズムは誰のためのものか【修正版】 | 田村洋一
オブジェクティビズムは誰のためのものか【修正版】2016年1月19日に六本木のホテルグランドハイアットでヤロン・ブルック博士にインタビューしたときに印象的なことがありました。私が「オブジェクティビズムの実践には高い知性を要するのでは?」と聞いたら、ヤロンはすぐに「理性は必要だが、特に高い知性は必要ない」と言い、オブジェクティビズムは自分の人生をベストなものにしようとする全ての人のためのものだ、と答えてくれたのです。アイン・ランドは自分の哲学をオブジェクティビズム(客観主義)と名づけ、「地球上で生...
アイン・ランドと利己主義の美徳 | 田村洋一
アイン・ランドと利己主義の美徳 〜 自分のために生きる哲学 〜ヤロン・ブルック博士との哲学対話イベントには、・よりよく生きるために何があったらいいのだろうか・自分たちの住むこの社会は一体どうあるべきなのか・社会をよくしていくために自分には何ができるのか・他人の哲学や思想から学ぶことがあるとしたら何かなどと考えることのある人たちにぜひ来てもらいたいと思っています。ふだん哲学や思想に興味のある人ばかりでなく、たくさんの人たちにヤロンと対話して真剣に考えるチャンスを手に入れてほしい。そういう主催者の願...
ディベート思考において「正解のコモディティ化」は起こらない | 田村洋一
ディベート思考において「正解のコモディティ化」は起こらない9月3日のよく晴れた日に北鎌倉で開かれた無料講演会に足を運びました。講師はコーン・フェリー・ヘイグループの山口周さん。非常に興味深い講演会でしたが、山口さんの近著の中で印象的だった議論のひとつに「正解のコモディティ化」というのがあります。論理的な分析思考を突き詰めていくと誰もが決まった「正解」に行き着いてしまい、誰もが同じようなプロダクトをつくって同じようなマーケティングをして差別化ができなくなってしまう(だから論理ではなく感性や直観が大...
自己本位に生きること | 田村洋一
自己本位に生きること私は言葉の真の意味でselfishに生きています。セルフィッシュというのは「自分勝手でわがまま」というよりは「自己本位」という意味で、自分の大切と思うことを中心に据えて仕事や生活を営んでいます。もしただ単に自分勝手でわがままに暮らしていたら、そのうち友人にも取引先にも愛想を尽かされ、仕事も暮らしも立ち行かなくなるでしょう。それは望むところではありません。自己本位に生きることは、アイン・ランドの哲学オブジェクティビズム(Objectivism)における中核の思想です。人は家族の...
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