プロセスワーク | 緊張構造 | 田村洋一

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葛藤(conflict)をライフスタイルにする

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【コンフリクト(フェーズ2)おさらい】

 

対立や軋轢が表面化したとき何が起こるか?

 

起こりやすいパターンは……

 

 

・フリーズ
何もできずフリーズしてしまう。たとえば、鹿が道を横断しようとしたら、目の前に急に車が迫りびっくりしてフリーズするようなもの。コンフリクトに対して心や身体の準備ができていないときにフリーズするのはよくあること。あるいは、恐怖を避けるために逃げることもある。

 

・ファイトバック
相手が責めてきたら責め返して撃退しようとする。人の性格や気質によっては瞬間的にコンフリクトに対して強く出る。

 

・捌く
相手に制されないよう自分が相手を制するようにしようとする。大事にならないように、なだめたり、すかしたり、おさめたりする。ハンドリングしてなんとかする。

 

・ダンス
ただのハンドリングにとどまらず一緒にダンスする。一体化する、統合する、結合すること。

 

コンフリクトが起こったらそれに気づいて、意図的にフェーズを移動して、停戦や平和や関係性の構築に変えていこうというのが今期のテーマ。この過程には様々な学びや楽しみがある。コンフリクトは一般的に、できるだけ避けたい、遭遇したくない思う人が多い。コンフリクトに直面すると理性的になれず、感情が高ぶったり、フリーズしたり、戦おうとしてしまう。しかし、その中でもコンフリクトを良いものに変えてしまうことはできる。コンフリクトは良いことの前触れでもあり、学びの種でもある。プロセスワークはこれを可能にする方法。実践して習熟していきましょう。

 

【ジャーナリング】
1. 最近、何か嫌なことがあってフリーズしたことはあっただろうか。
2. そのようなとき逃げる傾向はどれくらいあっただろうか。
3. そのようなときファイトする傾向はどれくらいあっただろうか。
4. そのようなときファイトバックする傾向はどれくらいあっただろうか。
5. そのようなとき捌く傾向はどれくらいあっただろうか。
6. そのようなときダンスする傾向はどれくらいあっただろうか。
7. それをやったときそれぞれ何が起こっていただろうか。

 

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【ジャーナリング】
1. コンフリクトに直面したとき、うまくできる対処方法、ときどきできている対処方法はどのようなものか。
2. 今は少ししかできないけど、できるようになりたい対処方法はどのようなものか。ときどきできているけれど、いつもできるような対処方法はどのようなものか。

 

【721フィードバック】

 

・360フィードバック
自分の上下・上下左右360度の全方位でいろいろな人からフィードバックをもらうこと。正確な自己認識ができる。それによって、自分と他者からの見え方のギャップを知り、それに対する対処や改善ができる。しかし、360フィードバックにはリスクやデメリットが大きくなる場合もある。手間やコストがかかるわりに効果が感じられない、ギャップを埋めようと周囲に合わせ本人の本領発揮を妨げる、大きな誤解を生む、批判的なフィードバックで傷ついてしまうというケースがあり得る。360フィードバックで解決しない問題に対するプロセスワークの解決策は、コンセンサスリアリティ、ドリームランド、エッセンスの三次元でも同時にやること→721フィードバック。

 

 

【ワーク】
クライアントとファシリテーターの役割を決める。
1.【コンセンサスリアリティ】(フェーズ1からフェーズ2へ)
ファシリテーターはクライアントに自分の身体症状や仕事や人間関係の悩み、コンフリクトについて聞く。
2.【ドリームランド】(フェーズ2からフェーズ3へ)
クライアントにその対象(相手の人)そのものになってもらう。その人の声、その人の気持ちになって、何か感じたことやひらめいたことを聞く。
3.【エッセンス】(フェーズ3からフェーズ4へ)
クライアントは宇宙に動かされるような感覚(瞑想的な感覚)になって、問題について何か感じること、ひらめくこと、思うことを書く。ファシリテーターはそれを助けたり見守ったりする。

 

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葛藤から創造へ
先月まではロバート・フリッツの「クリエリティング」にフォーカス。 人間はただ生きのびるのではなく、何かをつくり出す生きもの。そこに人間らしい価値や意味がある。「何かをつくり出そう」と思うことは人間にしかできない。楽曲、料理、作品を「つくる」メソッドは、キャリア形成、事業創造にも応用できる。 自分の望ましい未来の成果をつくり出す→人間は活性化する。 「自分がつくり出したいビジョン」 「まだビジョンが実現していないリアリティ」というふたつのポイントがあるとテンションが生まれる。この緊張構造でビジョンはつくり出させる。 しかし、この普遍的で誰でも使えそうなメソッドをなかなか活かせない場合や状況が存在する。この原因を考えるときヒントになるのが今月のテーマである「コンフリクト」。 構造的緊張は何か物事をつくりだす原因になるが、構造的葛藤や対立状況はつくったものが元に戻ってしまうという循環を引き起こす(ダイエットのリバウンドなど)。 ロバート・フリッツ→コンフリクトをいかに創造的に変えていくかとうのが主眼。今月からは、プロセスワークの創始者アーノルド・ミンデル博士の知恵を借りて「コンフリクト」を新しい目で見ていく。
葛藤(conflict)をプロセス(process)する
「コンフリクト」(対立、軋轢、葛藤)は一般的には嫌なもの。日本は特に“和をもって尊しとなす”ということで、コンフリクトが起きないようにしたり、コンフリクトを遠ざけたりする。ところが皮肉なことに、プロセスワークを学んだ人たちは、わざわざコンフリクトをつくって楽しんだり、コンフリクトに喜んで近づいたりすることがある。いざとなればコンフリクトはいい関係をつくる下地になる。コンフリクトはネガティブな側面もあるが、そこからポジティブなものをつくり出すことができる。これがプロセスワークも有効な使い道のひとつ。この考え方を学んで、自分で実践することは誰でもできる。コンフリクトが起きても、それを活用してクリエイティングすることをライフスタイルできる。
反脆弱性 Antifragile
★Antifragile反脆弱性とは何か “衝撃を利益に変えるものがある。そういうものは、変動性、ランダム性、無秩序、ストレスにさらされると成長・反映する。そして冒険、リスク、不確実性を愛する。こういう現象はちまたにあふれているというのに。「脆い」のちょうど逆に当たる単語はない。本書ではそれを「反脆い」、または「反脆弱性」と形容しよう。” 『反脆弱性』ナシーム・ニコラス・タレブ(ダイヤモンド社)

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