カネヴィンフレームワーク | カネヴィンダイナミクス | 田村洋一

このエントリーをはてなブックマークに追加

カネヴィンダイナミクス

 

STARクラブ(セルフトレーニングコース含む)申し込みの方にはパスワードを発行できます。
お申し込みはこちらから

 

 

カネヴィンダイナミクス

 

◇ジャーナリング
@カネヴィンフレームワークについてわかっていること、使っていることは何か
Aさらに、どんなことが分かって、どんなことに使えたらいいか。

 

◇前回のおさらい
・5つの領域の特徴
・煩雑系と複合系の違い
・イノベーションのために混沌系に入る
・今どの領域にいるのか判断するために
・混沌系と無秩序

 

 

◇演習
・テーマを選ぶ
・テーマにまつわる状況を話しカネヴィンモデルをつくっていく
・リスクとビジョンを考える

 

 

私たちの世界は常に揺れ動いています。

 

例えば、劇的な例を使って説明しましょう。ある日突然思いもよらなかった事件が勃発したとします。一体何が起こったのか、なぜ起こったのか、意図的だったのか、不作為だったのか、計画的だったのか、衝動的だったのか、個人の行為だったのか、組織的行為だったのか、事実がわかりません。状況は混沌に包まれます。

 

危機に際しては初動が肝心です。

 

個人や集団が手際よく危機に対応する場合もあります。一方で、初動を誤り、混乱に輪をかけてしまうこともあります。

 

やがて錯綜する情報の中から事実が明るみに出てきて、真実が姿を現し始めます。しかし諍いや策謀が起こり、何が本当のことなのかがなかなか歴然としないこともままあります。真実を闇に葬ろうとする勢力が台頭することも多々あります。

 

事件は当事者だけでなく多くの関係者を巻き込み、法的闘争や調停を要する混乱を生み出すことも珍しくありません。

 

カネヴィンダイナミクスは、このように系(systems)が変化し、移行していくことを観察し、それぞれの系にふさわしい言動と意思決定を考察することを可能にします。

 

混沌は危機であるばかりでなく、好機である可能性も含んでいます。ウィンストン・チャーチルの発言としてよく引用される “Never waste a good crisis.”という言葉があります。良い危機を無駄にするな。危機は管理するだけでなく、利用できる可能性をも提示します。

 

事件が発生したとき、まずは危機によって生じる被害を食い止め、ダメージをコントロールすることが先決です。そのためには速やかで強いリーダーシップの発揮が求められます。

 

一方で、もし事件がもっと大きなシステム構造の表れだったとしたら、そして既存の構造に緩みを生じていたとしたら、それは単なる危機ではなく、好機になりうるポテンシャルを持っているかもしれません。

 

カネヴィンダイナミクスは、こうした系の変化・移行から学び、ときには旧態依然たるアンシャンレジームを解体し、社会や組織の制度や風土を脱構築・再構築するための戦略意思決定をファシリテートします。

 

田村洋一

 

トップへ戻る