リーダーシップに必要な資質 | 田村洋一 | サンタフェ通信

このエントリーをはてなブックマークに追加

リーダーシップに必要な資質

 

質問: リーダーシップに必要な資質は何でしょうか。頭の良さなのでしょうか。存在感でしょうか。

 

回答: 頭のいい人は事の判断に優れていることがあります。事実を正確に理解し、論理的に正しい結論を導くかもしれない。それは有用な資質です。

 

しかし、頭のいい人は他人よりも物が見えているために他人に耳を傾けないことがあります。いつも自分で考えて自分が結論を出すことに慣れています。その分、他人の助言を受け入れることや他人の意見を引き出すことを怠る場合があります。

 

存在感でしょうか。

 

存在感のある人は、いるだけで人を惹きつけることがあります。チームが混乱している時には頼り甲斐のあるリーダーが欲しいものです。チームを作り上げる時にも存在感のあるリーダーは役に立つでしょう。

 

しかし存在感のあるリーダーは危険なことがあります。メンバーが頼りすぎることが、リスクになるのです。リーダーが道を誤るからチームが道を誤る。リーダーが決断することにチームが依存して、チーム全体の能力が高まらない。

 

リーダーシップに必要な資質は山ほどあります。しかしどの資質をとってもその資質には裏がある。必ずダウンサイドがあります。

 

あまりリーダーシップの資質自体に囚われないほうがいいのです。それより既に備わった資質をベースにしてやれることを考えたらいいのです。

 

(週刊サンタフェ通信2013年7月19日号より再掲)

 

サンタフェ通信7月17日号より一部抜粋しています。


ホーム RSS購読 サイトマップ