眠らなくても人は死なない | 田村洋一 | サンタフェ通信

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眠らなくても人は死なない

 

人はさまざまな思い込みに縛られながら生きています。

 

思い込みの多くは必ずしも間違いではないし、日々の暮らしを円滑にしてくれる、有用なものです。

 

そして思い込みに気づくことから自由が始まります。

 

例えば、食べなければいけない、という思い込みです。これは根強い。

 

人間も生き物である以上、食べなければなりません。しかし一日三回食べる必要はない。毎日食べる必要もない。もしも食べ物がなかったら一週間食べなくても平気なのです。そもそも規則正しく食べる必要などは全くありません。これは不食(breatharianism)を実践しただけで体感できます(断食では体験できない)。

 

眠らなければいけないという思い込み。これも根強い。

 

不眠不休で働いていたら身体を壊す。わざわざ自分で体験しなくても他人の体験の観察でわかることです。休むこと、眠ることは、働くことや起きてることと、少なくとも同様くらいには大切です。寝不足は毒です。

 

しかし、夜に布団に入ったら眠らなければならないという決まりはありません。もしも寝つけなかったなら眠らなくてもいいのです。ひと晩中眠れなくても平気です。そういうときはただゴロゴロしてるだけでいい。

 

十数年前だったか、このことを教わったときに一気に自由になりました。私は子供の頃から寝つきが悪くて、一時間以上布団の中でまんじりともしないことが多く、それでも眠らねばならないと思い込んでいたのです。

 

「布団に入ったら眠らなければならない」というのはよくある思い込みであり、それは事実ではありません。

 

眠れないときは眠らなくてもいいのです。眠るために眠り薬を飲んだり、酒を飲んだり、ミルクを飲んだりしなくていい。ただ眠らなければいいのです。

 

最悪でも翌日の日中に眠くなる程度のことです。それはたしかに不便ですが、実際には大した問題ではないのです。飲酒やクスリの副作用に比べれば。

 

「眠らなければいけないのに眠れない」と言って煩悶することをやめる。それだけでいっぺんに自由になるのです。

 

サンタフェ通信8月21日号より一部抜粋しています。


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