意識的に読書する | 田村洋一

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意識的に読書する

去年は「70年以上前の本をじっくり読む」と決めました。無闇に新刊本を読みたくなる衝動を抑えようとしたのです。

 

戦前に書かれた小説や随筆などを読んで大変な滋養になり、いい読書習慣になりました。先日チェックしたらベストセラーリストの書籍はほとんど読んでいませんでした。総合的には概ね成功です。

 

今年は読書量を減らし、読書の質を高めることに力を注ぎます。

 

1.月に5冊以上は読まない。(去年は月平均10冊前後読んでいる。)

 

2.一度に5冊以上は読まない。(去年までは一度に並行して10冊くらい読んでいることが多い。移動の際にも4冊くらい持ち歩いて、とっかえひっかえ読んでいた。)

 

3.古典を中心に読む。有名作品かは無関係。自分にとって価値が高く、再読に耐えるものを中心に据える。

 

4.再読する。つい新しい本を読みたくなるが、10年前に読んだ名著は今も読むに値する。30年前に読んだ名作は、いま読んだら新しい本を読む以上の値打ちがある。アイン・ランドやオブジェクティビズム関連本も再読する。

 

5.朗読する。これはすでに始めている。寝たきりの母に読んで聞かせるのです。そのために入手した新しい文庫本が「奇跡の人」。

 

6.ピーター・ドラッカーを読む。古今東西の経営書の中でドラッカーは圧巻。古い著作も古びていない。

 

7.ゲーテを読む。「ゲーテとの対話」をじっくり読書会で読んでいますが、それはそれとしてゲーテ自身の作品を丁寧に一冊ずつ読む。

 

8.書き写す。これはたまにやっています。印象的なパラグラフなどを紙に書き写す。

 

9.諳んじる。ときには何度も唱えて暗記してしまう。自然と暗記していることもありますが、ときには意図的に諳んじてみる。

 

10.読み終えたときに何か書く。読書感想文、レビュー、ひとに紹介、何でもいいので、記録するようにします。

 

読みすぎに注意します。基本はスローリーディング。スピードによって失うものも多いのです。速読は仕事のために必要なリサーチのときに限り、それ以外の読書では遅読を心がけます。

 

以上、2016年の読書作戦です。

 

今年はどんな読書年間になるか、愉しみです。

 

サンタフェ通信1月29日より一部抜粋しています。


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