システム思考によって成り立つ生活 | 田村洋一 |

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システム思考によって成り立つ生活

私の仕事や生活、そして人生全体は、システム思考によって成り立っています。

 

システム思考とは、自分の住む世界のあらゆる物事を、有機的に関連したつながりとして見る方法のことです。物事をばらばらな現象として捉えるのではなく、相互につながっていて影響し合うプロセスとして捉えるのです。

 

一見して関係ありそうにないことが実はつながっている。その根底にある構造を見出すことによって、何をしたら全体のシステムが動き出すのか、どうしたらシステムを変えることができるのかについて洞察を得ることができます。

 

つまり、システム思考は、私たちの住む世界を洞察し、目的をもって変化させていくための方法です。

 

システム思考によって世界の見え方が変われば、それによって持っていたリソース(資源)の意味が変わり、思いもよらぬインパクトを生じることがあります。

 

スティーブ・ジョブズの有名な逸話にコンピューターのフォントの話があります。ジョブズが大学を退学し、純粋な好奇心からカリグラフィーの授業を受講したことが、後年マッキントッシュを設計したときに丸ごと役に立ち、美しいフォントを持つ世界で最初のコンピューターが生まれることにつながったというのです。

 

「こんなことが実生活で何の役に立つのかわからない」というような特技が、ある条件のもとでは画期的な意味を持ち、人生や世界を一変するほどの決め手となることがあるのです。

 

私の身のまわりで起こる出来事は、全てがシステムを洞察するためのヒントとなります。仕事の経験はもちろん、日常の些細な変化、映画や観劇や読書、友人とのつきあい、街で遭遇する事件、そして大自然の営みです。

 

全てに無駄がありません。ただただ気づき、マインドフルでいることが大切です。

 

マインドフルでいると、おのずとリソースフルになるのです。

 

驚くほどほんのわずかなことがリソースになります。

 

小さな気づきから大きな変化が生まれるのです。

 

それがシステム思考の醍醐味です。

 

サンタフェ通信7月15日より一部抜粋しています。


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