15年後を夢想してみる | 田村洋一

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15年後を夢想してみる

企業クライアントへの経営コンサルティングという今の仕事についたのは18年前のことです。そのきっかけは、ベンチャー(startup)をやろうとして失敗したことでした。失敗は成功のもとと言いますが、本当に失敗してよかった。あのときベンチャーで「成功」していたら今の自分はないのですから。

 

今月カリフォルニアのバークレーで出会ったラス・ハドソンはエニアグラムの大家ですが、若い頃はバンドでギターを弾いていて、先輩のバンドマンに「お前はギターは上手いが、上手い奴は掃いて捨てるほどいる。もうやめろ」と言われて目の前が真っ暗になったそうです。しかし、そこでキャリアを変えたことが今のラス・ハドソンに繋がったと言います。30歳か31歳の頃のことだそうです。

 

18年前、自分が今の仕事についたときは33歳の頃でした。それまでやっていた情報技術の仕事からは卒業することになりました。

 

今の仕事について本当によかったと痛感します。

 

今の仕事は、仕事をしていない全ての時間が仕事の準備になるのです。ふだんの生活、読書、観劇、体を動かすこと、頭を使うこと、人間関係、社交、旅行、全てのことが自動的に自分の仕事に繋がります。

 

あらゆる読書は楽しみであると同時に仕事の投資です。

 

こんなに恵まれたことになるとは15年前には予測できませんでした。15年前、アメリカで同時多発テロ事件があった頃には。(あれをきっかけに当時のビジネスは先細りとなり、独立して今の事業を始めることになったのです。)

 

しかし自分が自分の力を使って未来を切り開き、多くの人たちと充実した仕事に取り組んでいることは夢想していました。

 

人生はなかなか思い通りには行きませんが、振り返ってみると思った通りになっているものだと思います。


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