瞑想とは思考を止めるプロセス | システム思考 | 田村洋一

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瞑想とは思考を止めるプロセス

ディベートは思考を鍛える学習メソッドなのですが、ディベートをする人には同時に瞑想を勧めます。瞑想することによって頭脳が活性化するからです。

 

なぜ瞑想すると頭脳が活性化するのでしょうか。

 

私たちの頭の中では、たくさんの雑念が速いスピードで渦巻いています。雑念が高スピードで渦巻いている頭では、しっかりとひとつのことを考えることができません。

 

瞑想の訓練によって行なっていることのひとつは、雑念を止め、頭の中にスペースを作り出すことです。

 

無念無想の状態は、思考停止の状態の正反対です。いわゆる思考停止の状態とは、何らかの理由で物を考えられなくなっている状態です。考えるべきことを考えることができなくなっています。

 

瞑想によって養われる心の落ち着きは、考えるべきことを考える心の空間を作り出しているのです。

 

ディベートの試合中にディベーターが物凄く速い情報処理をしているとき、ディベーターの心はゆったりと落ち着いています。落ち着いていないと高速の情報処理は不可能なのです。

 

心がゆっくりしているときに初めて頭が早く回転できるのです。

 

急がば回れ。

 

しっかり考えるためには一度無用な思考を止める必要があるのです。

 

サンタフェ通信11月11日より一部抜粋しています。


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