ファシリテーションとは何か | システム思考 | 田村洋一

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ファシリテーションとは何か

人間は話し合えば分かり合える、と思っている人がいます。

 

私はそうは思いません。いくら話し合っても分かり合えないときは分かり合えないものです。

 

どうせ分かり合えないのだから話し合わないという人がいます。

 

私はそうはしません。分かり合えなくても折り合えることがあります。分かり合えないということがわかって、それでもどこかで折り合えれば上等です。

 

だから私は話し合うことを選びます。話し合うと、意外と分かり合える日もあるのです。

 

最悪の場合、分かり合えずに物別れに終わります。折り合えないままに別れます。

 

それだって話し合わないよりはましです。少なくとも、分かり合えないということがわかったんですから。

 

だから話し合う前に諦めないで話し合おう、と私は思っています。

 

この、「話し合う」という人間の行為を支援するものがファシリテーションです。

 

話し合って分かり合ったり折り合ったりできる地上で唯一の動物が人間です。他の動物はそういうことをしません。

 

ファシリテーションというのは、人間が人間らしい知恵や力を引き出すための方法なのです。

 

 

サンタフェ通信11月25日より一部抜粋しています。


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