周波数を転換する | 田村洋一 | システム思考

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周波数を転換する

不愉快なことや不都合なことが起こったときの一般的な反応は、落胆や失望、怖れや怒りです。期待通りにいかなかったことにがっかりするのは無理もありません。

 

ポイントは、それが起こった次の瞬間に意識を変えることです。

 

次の瞬間に自分の周波数を新しい肯定的可能性に合わせるのです。それが不運を幸運に変えてしまうためのコツです。

 

思えばずいぶん前からこれはやっています。もちろんできてることもあればできてないこともありますが、基本的に常にポジティブな波長で世界を受け止めるのです。

 

いつからやってるのかと問われて思ったのは、少なくとも30年以上前からだということです。

 

中学生の頃に読んでいた山本周五郎の小説の登場人物たち。絶体絶命の場面から起死回生する彼らは、自分の心の中に息づいています。

 

中学生の頃に見たテレビドラマの呂宋助左衛門(当時の市川染五郎が主演俳優。去年の大河ドラマにも同じ役で一瞬登場)。生死の境をくぐり抜けてたくましく戦国の世に浮上する主人公は、やはり自分の心の中に息づいています。

 

そういうことが自分の中に明確なイメージとしてあって、実際に人生の苦境に立つよりもずっと前から周波数転換を実践していました。

 

ときどき大きな転換が起こります。ベンチャー就職に失敗して失業した時は劇的な転換のひとつです。不運が幸運にあっさり転じた好例です。ベンチャーに失敗したおかげで戦略コンサルティングファームに転職でき、そのおかげで今の仕事につながったのです。

 

クライアントから仕事のキャンセルの連絡が入ることがあります。こういうのはたいていチャンスに決まっています。それをきっかけに仕事が十倍に化けたこともあります。

 

不運が幸運にあっさり転じてもあまり大げさに驚かないことです。ただ喜ぶだけでいいのです。そういうものだと受け入れ、大騒ぎしないのです。せいぜい喜んで「打ち上げ」するくらいでいい。

 

今年は山本周五郎を再読しようと思っています。自分のルーツのひとつです。

 

サンタフェ通信2月24日より


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