仕事に飽きたと言う人に | システム思考 | 田村洋一

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仕事に飽きたと言う人に

仕事に「飽きる」と言う人がいます。これは本当に気の毒だと思います。自分がこれと決めた仕事をやっていたら「飽きる」ということは決してないのです。

 

疲れるということはあります。辛いということもあります。面倒くさいことはあるし、嫌気がさすことだってあります。しかし飽きるというのは違う。それは本当にその仕事をしていない。あるいはよっぽど向いていない仕事をしているのです。

 

どんな仕事でも、打ち込んでいれば気づくことや学ぶことがあります。繰り返し繰り返し同じことを繰り返しているような単純労働でもそうです。自分自身に気づき、仕事の対象に気づき、仕事のプロセスに気づき、学べることがあります。

 

瞑想と同じです。瞑想をしていて飽きるということは基本的にありません。どんなに長く座っていても、どんなに繰り返し息をしていても、毎瞬毎瞬に気づきがあり、学びがあります。もし気づきがなく、学びがないなら、それは瞑想に打ち込んでおらず、別のことをしているからです。それは瞑想をしているふりをしているだけです。

 

「ふり」をしても意味はないのです。

 

仕事に飽きるという人たちの多くは、仕事をする「ふり」をしているのかもしれません。

 

もしあなたが舞台役者で、シェイクスピアの芝居をやるとしたらどうでしょうか。セリフは毎回同じです。何回やっても何百回やっても同じセリフの繰り返しです。もし芝居をするふりをしていたなら、たちどころに飽きてしまうことでしょう。

 

しかし本当に芝居をしていたら一生飽きることはありません。死ぬまで飽きることはないでしょう。

 

本当の仕事とはそういうものです。

 

「もう飽きた」と思ったら、本気で仕事の取り組み方を見直すか、あるいは別の仕事を探したほうがいいのではないでしょうか。

 

サンタフェ通信4月14日より


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