キー概念を応用する実践研究会 | システム思考 | 田村洋一

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キー概念を応用する実践研究会

2002年に独立してから本業はずっと同じで、コンサルティング、コーチング、トレーニングの三本柱です。

 

コンサルティングは組織開発や人材開発の分野での相談がほとんどで、助言と運営支援、企画と実行のファシリテーションを行い、期間はまちまちで数年から数ヶ月。比較的長期に渡って少人数のスタッフや経営者をクライアントとして仕事します。

 

コーチングはエグゼクティブ対象の人材育成プログラムで、半年から一年に渡って毎月セッションを持ち、ひとりの経営者・事業責任者と、その周囲の関係者たちと対話していきます。

 

トレーニングは、セミナー・ワークショップ・教育研修・講座などで、数ヶ月に渡るプログラムもあれば、数週間や数日、ときには数時間。人数もまちまちで、十数人から数十人、数百人。トレーニングで出会う人たちはその場で出会って別れ、なかなか再会しないことが多い。

 

この三つの柱の間で人との交流があることも面白いのです。

 

トレーニングで出会った人がコンサルティングやコーチングを依頼してくることはわりと多く、一瞬の出会いだったのに長いつきあいに変わります。逆にコーチングやコンサルティングで親しんだ人から部下や従業員のトレーニングを依頼されることもよくあります。

 

先週は十数年前にトレーニングプログラムでお会いした受講者の人と、新しいコンサルティング契約で再会しました。

 

トレーニングで行うことは一瞬のインパクトの大きさに比べて忘れられてしまうことも少なくありません。数年経って再会した受講者が授業内容を憶えていないことにショックを覚えることもだんだん少なくなります。忘れるほうが普通なのですから。

 

ところが、先週再会した人は「プログラムで教わったコンセプトを今でもことあるごとに使ってます」と言ってくれました。

 

自分自身の学習体験においてもそうですが、ある種のキー概念は非常に長く使い続けることができます。色褪せることもなければ飽きることもない。使わなければ錆びつくのは自分の腕や頭のほうで、コンセプトは古びないのです。

 

そういう数少ないキー概念に出会うことは僥倖です。

 

STARクラブ(システム思考実践研究会)で研究実践しているのは、そういう数少ないキー概念の応用です。

 

 

サンタフェ通信7月14日より

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