今月の新刊「ディベート道場」 | 田村洋一

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今月の新刊「ディベート道場」

2012年にスタートしたディベート道場では「議論に強くなる」ことを最終目標にしていません。議論に強くなるなんてことは、長い人生や豊かなビジネスにおいては、比較的どうでもいいことです。ましてや勝ち負けなど本当にどうでもいい。

 

ディベート道場で目指していること、そして実現していることは、議論の稽古を通じて思考力と意思決定力を高めることです。そのプロセスで生まれている副産物は、豊かな人間関係や大切な価値観の発見です。

 

ディベート道場に来てほんの少しの期間にディベートの稽古をした人たちが、物の見方や考え方が変わった、仕事におけるリーダーシップや人間関係が変わった、頭がすっきりするようになった、社会の出来事に以前とは違う興味関心が湧いてきた、などと口にするのをずっと耳にしてきました。

 

ディベートを知らない人がその無知ゆえにディベートを怖れたり否定したり批判したりします。日本人には合わないなどという暴論を吐く知識人さえいます(しかも少なくありません)。今の時代はディベートよりもダイアローグだ、などと言って無知をさらけ出す人もいます(ディベートなど当たり前である欧米社会において議論よりも対話を重視しようとする風潮を、文化的背景も知らずに請け売りした結果です)。

 

無知や無理解の多くは、ディベートの目的を知らないことに根ざしています。ディベートにおいては勝つことが目的ではありません。それは試合の目的です。試合において必死に勝敗を争うプロセスから知性が磨かれ、洞察が生まれ、深い理解や速い決断が可能になります。

 

スポーツの目的は勝つことでしょうか。それは試合における目的にすぎません。スポーツによって磨かれる心身の健やかさがあるように、ディベートによって磨かれる知的能力があります。

 

それは多くの先達の実績によって証明されています。机上の空論ではありません。

 

今月の新刊「ディベート道場」の後半では、5名の優れた先達にインタビューを行い、彼らの仕事、生活、人生を、ディベート思考がいかに豊かにしたか、いかにビジネスの極意がディベートによって発見されたかが明らかにされています。

 

「ディベート道場」の前半では、ディベートの知識や経験が全くない人にディベートの全体像を理解してもらえる解説と、実践的なトレーニング方法、ディベートの考え方を活かしたゲームなどが紹介されています。

 

今までKindle版で好評を博してきたこの本が紙の本になって発売されたこの機に是非一冊手にとってみてください。

 

ディベートをすでに経験して活かしている人は、その知識や技術をもっと活用したり、もっと共有したりするためのガイドブックとしてアクセスしてみてください。

 

 

『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』
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http://debate-dojo.evolving.asia/

 

 

サンタフェ通信8月11日より


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