2017年の邂逅を振り返る | 田村洋一

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2017年の邂逅を振り返る

一年間の出来事をあれこれ思い出してみました。何度振り返っても今年は例年を上回る豊作です。そのうちのいくつかを紹介します。

 

1.クリスティン・プライス
クリスはどこからどう思い出しても全面的に素晴らしい先生で、優しく鋭く深く心に残っている。ゲシュタルトアウェアネスプラクティスは日々の友となっている。クリスと出会えて本当によかった。ずっと心の中にいる。

 

2.中動態の世界
國分功一郎さんのトークイベントもよかったが、著書が凄い。これは十年に一度の傑作かもしれない。中動態の世界をこれから本格的に探求していく。國分功一郎さんを研究会に呼ぼうか。

 

3.反脆弱性
やはり言葉の壁はあって、原著のAntifragilityを読了したのは何年も前だが、今年6月に日本語訳が出て皆で一緒に読み始めることができ、研究会でも取り上げた。11月にはわざわざニューヨークまで飛んで著者のナシームに会いに行った。「反脆さ」も引き続き探求する。

 

4.ヤロン・ブルック
ヤロン二度目の来日セミナー。今年はじっくりワークショップをして、オブジェクティビズムが初めての人たちにも紹介できてよかった。来月はニューヨークに行ってまたヤロンに会う。

 

5.ロビン・アバロン
ロビンも侮れない傑出した教師のひとりだ。しかもアレクサンダーテクニークを超えた領域でその真価が発揮される。女神山のトレーニング合宿でも世話になったが、東京での短いワークショップで習ったことも比類のないレッスンだった。ロビンの教師としてのありよう、ふるまい、雰囲気もお手本だ。

 

6.カイ・デイビス・リン
カイに教わってクリーンLanguageの真髄を知った。感動の二日間だった。自分自身が受けた短いクリーンセッションのインパクトが未だに続いているし、クリーンLanguageについて教わったことはSTARクラブでも共有し、去年4ヶ月探求したシンボリックモデリングで学んだことをアップデートしている。

 

7.ロバート・フリッツ招聘
これはカイのセミナーをきっかけに始まった。カイをロンドンから呼べるんだからロバートをバーモントから呼んだっていいじゃないか。ずっと呼びたかった。いつ呼ぶと言うのか、今だろう、ということで始動している。来年の9月にはロバート・フリッツ夫妻を長野に迎えて画期的なワークショップを開催する。

 

8.ミンデル博士夫妻セミナー
2年ぶりのミンデルセミナーが開催されたヤハツにポートランドからレンタカーして往復10時間かけて参加しに行く。ミンデル夫妻はいつものように素晴らしい教師で素晴らしい友人として私たちを迎えてくれた。アーニィとエイミィは永遠のお手本だ。

 

9.エリクソニアン催眠ワークショップ
アメリカから来日したアーネスト・ロッシ博士の妻キャスリンとミルトン・エリクソンの娘ロクシィ・エリクソンとに直接いろいろ教わった4日間。エリクソニアン催眠を習うのは十数年ぶりで、彼らから教わるのは初めて。エリクソニアン催眠というと奇抜なテクニックばかりが取り沙汰される中で、臨床における本質的な学びを得た。

 

10.藤田一照さん
2017年は何と言ってもこの人。現代坐禅講義をはじめとする数多くの素晴らしい著作と翻訳の著者として知っていて、ずいぶん前にマインドフルネスの出し物で遠くから姿を見て声を聞いただけの存在だったのに、ひょんな機縁によって今年はぐっと近い存在になった。

 

これらの他にも評論家の馬渕睦夫さんとランチしたり、ドラッカースクールの人気教授ジェレミー・ハンターのセミナー通訳をさせてもらったり、ペニーとジェイムズとシャロンにカリフォルニアのピスモビーチで教わったりと、いろいろな出会いによって彩られた豊かな一年間でした。ありがたいことばかりです。素晴らしい先生方、ともに学ぶ仲間の皆さん、ありがとうございます。

 

サンタフェ通信12月22日より


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