Clean Languageという偉大な遺産 | コーチング | 田村洋一

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Clean Languageという偉大な遺産

1月8日はDavid Groveの命日で、2008年にDavidが他界して10年が経ちました。David GroveはClean Languageを含む類い稀な方法論を世に残した21世紀の偉人です。

 

私が初めてClean Languageに触れたのは10年くらい前でした。Wendy SullivanとJudy Reesの著書Clean Languageを読み、Penny Tompkins とJames LawleyのDVDを購入して実際のセッションの様子を映像で観たのです。

 

非常に不思議なセッションでした。奇妙な英語で質問を繰り返し、奇妙な雰囲気で終わるのです。「これは何やら凄いものだが、今の自分には難しそうだ」と思い、その後しばらく保留していました。

 

そして何年か経ち、2016年になってようやく本格的に学び始めることになりました。STARクラブ(システム思考実践研究会)で5ヶ月に渡って研究し、2017年には渡米してPenny Tompkins とJames Lawleyから直接習う機会にも恵まれました。

 

このClean Languageを使ってコーチングセッションを行うと、通常では考えられないほどの速さであっという間に深いクライアント体験が現出することがあります。私自身が何度もそれを経験しました。

 

そして去年9月にはさらなる驚きが待ち受けていました。9月のカイ・デイヴィス・リン来日ワークショップです。銀座の小さなセミナールームで開かれ、20名に満たない少人数のイベントでした。カイが解説し始めて1時間と経たないうちに「これはただごとではない」とわかりました。今まで自分が知っているつもりだったことはなんだったのか。真実は驚愕するほどシンプルなのではないか。頭をガツンとやられた気がしたのです。

 

カイは「Clean Languageの理論を解説すると難しそうに聞こえるが、実践はシンプルで易しい」と言います。誰にでも簡単にできる実技ではない。しかし本当のところはシンプルで容易なのです。技に習熟した人間にとって容易なだけでなく、余計なことをやらない初心者にとってさえ易しいのです。

 

去年10月から12月はSTARクラブにおいて再度Clean Languageを取り上げ、カイから教わったことを活かしながらいかに実践していくかにフォーカスしました。これは今年のシステム思考研究会やコーチング道場でも継続して探究していきます。

 

サンタフェ通信1月12日より

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