カネヴィンフレームワーク | 田村洋一

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カネヴィンフレームワーク(Cynefin Framework)活用三段階

カネヴィンフレームワークは、目的と習熟度合いに応じていくつものレベルで活用できます。

 

一番簡単なのは、分類モデルとして使うことです。課題に遭遇したときに「これは煩雑系だからこうしよう」「これは複合系だからこうしよう」という会話を手っ取り早く行うことができます。そのための共通言語として機能するカネヴィンフレームワークは、意思決定を支援するツールなのです。

 

二番目は、センスメイキングのモデルとして使うことです。現実状況をよく観察して複雑さを紐解いていくのは分類するよりもずっと時間がかかりますが、時間をかけただけのリターンがあります。仮説なしに現実そのものを観察する規律と訓練です。

 

三番目は、カネヴィンモデルの中を自在に動き回ることです。複合系にいるのがわかったら、そこにい続けるばかりでなく、別の系に移行する、煩雑系にいたら混沌系に浅く足を突っ込みながら複合系に移行し、イノベーションを試みる、自明系が無為無策によって混沌系に陥らないようにする、といった具合です。

 

人生は複雑で、ある意味単純です。いろいろとめんどくさいことも多い一方で、意味が紐解けると面白い。紐解けない複雑さは実験対象になり、新たな価値を生み出す実験室になります。

 

カネヴィン(cynefin)というウェールズ語が棲息地(habitat)を意味しているのは、自分が生きている場所をよく知るということの大切さを示唆しています。不確実な世界を確実に生きることが可能になり、愉快な遊びにさえなるのです。

 

「不確実な世界を確実に生きるーカネヴィンフレームワークへの招待」

 

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サンタフェ通信5月11日より

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