生きた知識の学び方 | 田村洋一

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生きた知識の学び方

昔は「学ぶ」と言えば学校で授業を受けて勉強をすることがイメージされていました。学校を卒業したら会社や役所に勤めたり、商売をしたりする人が多く、そういう人たちは「もう学ぶことは終わった」と思ったり言ったりしていました。ずっと学び続けるのは大学の先生や研究者のように一部の特殊な人たちのやることだと思われていました。

 

今はどうでしょうか。どんな仕事をしていても学び続けることが常識になっています。会社では専門別の研修や管理職の研修などがあり、企業によってはコーチングやカウンセリングなどもあります。また、多くの人たちが自分のために自分の時間と自分のお金で先生や教材を求め、仕事のためや自分自身の成長のためにさまざまなことを学習しています。

 

生涯学習は、もはや目新しくない日常の一部です。

 

しかし学んでいることは自分の血や肉になっているでしょうか。講演会やセミナー、ワークショップやカンファレンスに出席して獲得した情報を、生きた知識にできているでしょうか。学んだことをファイリングして引き出しにしまい、「いつか使える日のためにとっておこう」という状態になっている人が少なくありません。

 

これはもったいない。学んだことはどんどん使い、日々の暮らしや働きの中に活かして、自家薬籠中の物にしていくべきです。

 

学ぶというのは買い物ではありません。本を読んだり話を聞いたりしてメモを取ることでもありません。本当に学ぶということは身を呈して体を張って生きる知恵を耕していくことです。

 

今月のワークショップでは生きた知識の学び方を探求し、どうしたら学んでいることを仕事に活かし、ビジネスに活かし、暮らしに活かし、自分のものにし、必要に応じて仲間や友人たちと分かち合うことができるかを明らかにします。

 

ほんのちょっとしたコツや勘を磨くことで、日々の暮らしや仕事がまるでゲームのように楽しく変化していくことになります。AI時代を豊かに生きる学び方を学びましょう。

 

サンタフェ通信6月8日より

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