瞑想すると運がよくなる | 田村洋一

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瞑想すると運がよくなる

「瞑想が習慣となると運がよくなる」ということは瞑想を実践している人の間では知られている事実です。私も毎日それを体験しています。どういうことなのかお話ししましょう。

 

瞑想実践にもいろんな流派やバックグラウンドの人がいます。霊的伝統から来た人の中には、瞑想とは「宇宙とつながる」行為だから宇宙が味方してくれる、だから運がよくなると言う人もいます。一種の宗教の信仰のようなものです。

 

しかしながら、瞑想するとラッキーになるというのは論理的に理解できることです。

 

そもそも好運(luck)とは何でしょうか。巡り合わせのいいことです。自分のコントロール外の出来事が、自分の目的に合致することです。

 

私たちの生活の中では無数の出来事がランダムに発生しています。大多数の出来事は私たちに無関係です。

 

ところが瞑想が習慣になってくると、心の状態が落ち着き、自分の周囲のさまざまなことに自然と気づくようになっていきます。いわゆるマインドフルな状態です。今まで見過ごしていた小さな出来事が、もしかしたら自分と関係あるのかもしれない、と新たな可能性を持って見えてくることが増えます。

 

これは誰でも何かしら経験があることだと思います。よくあげられる伝説で、アイザック・ニュートンがリンゴが木から落ちるということから万有引力の法則を発見したという逸話があります。アルキメデスの原理を発見したアルキメデスは風呂に入った瞬間に原理を発見して狂喜したと言われています。

 

霊的信仰を持つ人は「宇宙がそうやって何かを授けてくれる」という言い方をします。しかし宇宙を信仰するまでもなく、論理的に理解できることでもあります。

 

私たちがほんの少しマインドフルになり、意識が明晰になって暮らすだけで、日常のさりげない出来事から多くを学ぶことができます。別にアルキメデスの原理や万有引力の法則を発見しなくても構いません。自分にとって大切な発見をするチャンスはそこらじゅうに転がっているのです。

 

毎日瞑想する習慣は、私にとっては単に気持ちが落ち着いて心身の健康が増進されるだけの慣行ではありません。日々の生活が発見や洞察や幸運に恵まれるためのコンディショニングなのです。

 

サンタフェ通信7月20日より

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