本当のことを伝え合う | MMOT | ロバート・フリッツ

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本当のことを伝え合う

私たちはふだん驚くほど「本当のこと」を言っていません。例えば部下の仕事ぶりに問題があるとき、多くの上司が

 

「まあ、言うほどでもないだろう」
「言わなくてもわかってるだろう」
「言い方を間違えて妙な空気になっても困るし」

 

などと思って言わずに済ませています。そして年末の業績評価のときになってようやく問題を指摘し、そんなに経ってから指摘された部下がびっくりするという始末です。

 

では歯に衣着せずにいつもズバリと伝えてやったらいいのでしょうか。もちろんそんなに簡単ではありません。真実をあからさまに伝えても上手く伝わらずに誤解を生じたり、関係がギクシャクしたり、反発を食らったりします。気弱なマネジャーはそういうことが嫌だから出来るだけ言わずに済まそうとしたりするのです。

 

また、歯に衣着せずに遠慮なく伝えるタイプのマネジャーが部下のパフォーマンスを上げるという目的を果たしているというわけでもありません。「真実」を受け取る部下がきちんと受け取って活用できなければせっかく真実を伝えたところで時間の無駄です。

 

ロバート・フリッツの開発したMMOT(Managerial Moment Of Truth)という方法は、上司と部下が現実を客観的に見て、具体的な成果を上げていく方法です。複雑な理論や能書きはありません。実に単純明快な原則と実行ステップがあるだけです。

 

MMOTによってマネジャーもその部下も余計な気を遣わずに仕事に集中することができます。仕事で成果を上げ、学び、成長し、チームや組織の発展につながります。人が仕事を通じて創り出す喜びを知り、豊かな関係を育み、ビジネスを発展させていくことができます。MMOTを実践することでパフォーマンスマネジメントが「管理職としてやらねばならぬ仕事」から創造的充実に変わります。

 

そして何よりも、気持ちよく本当のことを伝え合うというのは、そう、気持ちのいいものなのです。

 

サンタフェ通信12月14日より

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