Writings | 田村洋一 | サンタフェ通信

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禅と創り出す思考

禅のエキスパートである藤田一照老師と創造のエキスパートであるロバート・フリッツ氏の対談は、2018年9月下旬に東京・中目黒で開かれました。若い頃からアメリカで禅に親しむロバート・フリッツが「自分は専門家ではないが」と前置きしながら大胆に言い放ちます。

 

「無執着(non-attachment)というのは誤訳ではないか」

 

これに対して一照さんが「全くその通りだ(totally agreed!)」と返すので仰天しました。そしてロバートは、

 

「人生から苦しみを減らすなんてことはそもそも必要なのか」

 

と問いかけ、仏教の根本目的は句を減らすことではないのではないかという疑問が呈され、それを受けた藤田一照さんもこれまた自由自在に「感じて、ゆるす仏教」のエッセンスを惜しげもなく開陳します。

 

生きること、創り出すこと、スピリチュアルな成長、ニルヴァーナ(涅槃)、映画制作、公案について奔放な対談が繰り広げられた抱腹絶倒の1時間半。果たして解脱を目指すのは間違いなのか。

 

これは前代未聞の東西対談です。仏教や禅に興味のある人はもちろん、現代社会をクリエイティブに生きたい人なら誰でも見逃せない対話が、わかりやすい日本語字幕付きで公開されています。

 

今月から開講するロバート・フリッツ入門コースでもこの対談を教材に使うことを検討中です。

 

 

サンタフェ通信1月4日より

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