言葉をまずは額面通り受け取ること | コーチング | 田村洋一

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言葉をまずは額面通り受け取ること

今週はエグゼクティブコーチングのインタビューのために週明けから金曜日まで札幌に出張し、クライアント企業の役職員30名のインタビューを行っています。

 

インタビューでは、コーチングを受けている経営幹部の人たちについて「何がうまく行っているか」「何がうまく行っていないか」「優れたところはどこか」「変化や改善を望むことは何か」などとあれこれ不躾な問いかけを行い、ときには面喰らった役職員の皆さんからさまざまな回答を受け取り、それをできるだけ正確に理解した上でコーチングで活用を試みます。

 

ほとんどが初めてお会いする方々です(おひとりだけ十年以上前に別の場所でお会いした人と再会しました)。

 

初めて会う人からどうやって信頼されて本当のことを聞き出すのか、だいたい本当の意見や事実など引き出せるのか、と聞かれることがあります。もっともな疑問ではありますが、それを可能にするお膳立てはいろいろとあります。

 

ひとつ、実は大切なことがあります。それは、インタビューに応じてくれる人の言葉を「真に受ける」ことです。決して裏を読もうとなどしないことです。そのまま一度は鵜呑みにし、丸呑みするのです。完全に相手を信用するのです。

 

もちろん話に矛盾があったり曖昧さがあったりすれば問いただすこともします。こちらの聞き違えもありうることです。しかし相手が話してくれたことに余計な疑問を挟まず、まずは丸ごと受け入れることです。

 

このことはインタビューに限らず、コミュニケーションにおいて非常に大切なことだと思っています。

 

もちろん相手が最初から皮肉を言っていたり、悪意のある作り話をしている場合、それに気づいたならそれなりの対処は必要です。しかし大抵の場合は本当の話をしていると思って素直に接することが大切なのです。

 

うがった見方をするならまずは話を聞き届けた後からで遅くはありません。

 

サンタフェ通信1月18日より

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