考え方を革新する方法としてのコーチング | 田村洋一

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考え方を革新する方法としてのコーチング

組織でリーダーシップを発揮するのに不可欠と言われることもあるコーチングのスキルですが、世間ではコミュニケーションのやり方だと考えられていることが多く、実は思考と認知の方法であることがあまり知られていません。

 

たしかにコーチングの対話は日常会話とはまるで違います。それはコーチとクライアントに異なる役割と責任が割り振られ、納得づくで対話しているからです。

 

しかしコーチングの対話が成果を上げるのは、コーチとクライアントが現実を客観的に見て理解を深め、実現したい価値や目標を正確に定義するプロセスによるものです。それは認知と思考の実践です。

 

私がコーチングの訓練で重視していることの中に

 

1.正確に聞く
2.創造的に思考する

 

の2つがあります。

 

正確に聞くためには助言や解決に走ることをやめ、映像で全体を目で見るように聞くことが必要です。

 

創造的に思考するためには、状況や条件にとらわれるのをやめ、「どんな結果を生み出したいのか」「何が起こってほしいのか」と未来のビジョンや本来の望みにフォーカスし、広い視野から現実を把握する必要があります。

 

また、コーチングでやっていることは、クライアントが自力で行動して成果を上げるための助け舟を出すことに他なりません。コーチがクライアントの代わりになることはできず、あくまでもクライアントが自分の頭で考え、自分の手足で動き、自分が成果を上げることが大切です。アドバイスを控えめにして理解を優先し、解決を急ぐ代わりに問いかけによって思考や決断を導くのです。

 

コーチングを学んだ人は、ぜひ日頃の生活や仕事の中で活用し、誰かの力になるための助け舟を出してみてください。

 

サンタフェ通信2月15日より

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