STARクラブの目指すもの | 田村洋一 | サンタフェ通信

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STARクラブの目指すもの

 

 6年前にシステム思考の研究会としてSTARクラブを発足したときに志したのは、世界を動的なシステムとして把握することによって実際の仕事のしかたや生活のしかたが変わることでした。

 

 6年間にいろいろな実験や探究や実践を重ねながら、STARクラブの当初の志を確かめています。

 

 システム思考は頭脳の演習で終わってはならない。身体の連動を伴わなければならない。

 

 システム思考は知的ゲームで終わってはならない。演劇的な知性の発動を伴わなければならない。

 

 システム思考は机上の理論で終わってはならない。現場で力を発揮するものでなくてはならない。

 

 システム思考は、システム思考を知る者同士の間で終わってはならない。専門用語を使わずに日常で実践できる道具にならなくてはならない。

 

 システム思考はビジネスの狭い領域に留まってはならない。幅広く社会や世界のために、あらゆる境界を越えて活用されねばならない。

 

 論理的に考えることは必要だが、論理的に考えるだけではどうしても足りない。システム的な直観を養い、その場で、現場で、的確な素早い思考ができなければならない。

 

 素早い思考は、粗雑な思考であってはならない。システム1の「速い思考」(ファストシンキング)はシステム2の「遅い思考」(スローシンキング)によって矯められなければならない。

 

 今年のSTARクラブは2008年設立当初の志に戻り、個々人がシステム思考者としての実践力を高める、そのための言語と方法を身につけて共有することに主眼を置いて進めたいと思います。

 

 無論、去年までの共有知は共有財産として最大限活用していきます。

 

 そしてSTARクラブの共有知はどんどんオープンに分け隔てなく開示していきます。

 

 

サンタフェ通信3月6日号より一部抜粋しています。


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