まずい料理を買わない理由 | 田村洋一 | サンタフェ通信

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まずい料理を買わない理由

 

まずい料理に高い金を払うのは道徳的に良くない行為です。

 

お金を払う行為には、社会的責任がつきまといます。ただ単に自分が損する得するという範囲の話ではないのです。

 

まずい料理に金を払うということは、そのまずい料理を引き続き出させることに加担する行為です。つまり社会的害悪をのさばらせることに協力しているのです。まずい料理を出すという犯罪の、共犯になっているのです。

 

これは対象が料理でもサービスでも同じことです。

 

同じ理屈で、うまい料理には高い金を払うべきです。

 

お金を払うときには自分個人の利害得失を超えた倫理判断を含めるべきです。

 

いいサービス、いいパフォーマンス、いい商品、いい料理には、その良さに相応しい代価を支払うべきです。

 

それが行く行くはいいものを社会に浸透し、普及させ、定着させることにつながります。

 

ジャンクフードを買ってはいけないのは、それが自分の身体に悪いからというだけではなく、有害で悪質な食品を社会にのさばらせる行為に加担してしまうからです。

 

まずい料理を売ることがよくないならば、それを買うこともよくない。

 

もちろん、懐が寂しくてやむなく安くてまずいもので我慢することはあります。それはしかたありません。誰もが不食で生きられるわけではないし、手元不如意なことだってあります。

 

しかしながらまずい料理に高い金を払うことに限っては不道徳と決めつけざるを得ません。その金があればおいしいものを食べることもできるのだし、安いものをたくさん食べることもできるのですから。

 

 

サンタフェ通信6月5日号より一部抜粋しています。


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